ユベントスのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるクリスティアーノ・ジュントリ氏が、リールからポルトガル代表DFチアゴ・ジャロ(23)獲得を目指して執念のアタックだ。
ジャロは190cmの右利きセンターバックで、所属するリールでリーグ・アン優勝にチャンピオンズリーグ(CL)も経験。今年3月の前十字じん帯断裂により今季出場ゼロという点が痛いが、契約は今季限り…“実力”を評価するインテルとユベントスが来夏のゼロ円獲得を目指している。
そして「条件面での提示はインテルが上回っている」というのが大方の見方。ところが、イタリア『カルチョメルカート』がこのたび報じたところによると、ユベントスのジュントリSDが急襲を決断したという。
「ジュントリたちは、このシーソーゲームを直ちに終わらせるべく、驚くべき行動を思いついた」
来夏まで待てば移籍金ゼロで獲得することも可能だが、インテルに争奪戦のポールポジションを譲っている現状を踏まえてか、来年1月に獲得する方向へ舵を切ったとのこと。半年後に契約切れとなるジャロの獲得に向け、買い取り義務付きの半年レンタルを決断したとのことだ。
どうやら「数百万ユーロのレンタル料」を支払う準備が整っているようで、リール側との協議もスタート。ジャロと代理人も「1月のユベントス行き」について真剣に検討し始めたとみられている。
1月のセンターバック獲得へボーンマスのイングランド人DFロイド・ケリー(25)、アトレティコ・マドリーのスペイン代表DFマリオ・エルモソ(28)もリストアップしているというユベントス、そしてジュントリSDだが果たして…。