アトレティコがスーパーリーグ構想に言及「レアルとバルサ以外は誰も望んでいない」

アトレティコがスーパーリーグ構想への見解を示した[写真:Getty Images]

アトレティコ・マドリーが、ヨーロッパ・スーパーリーグ(ESL)に対する判決について声明を発表した。

2021年4月18日に、ヨーロッパの12クラブがESLの設立を表明。しかし、これを許さない国際サッカー連盟(FIFA)と欧州サッカー連盟(UEFA)がクラブへの制裁を課すと牽制していた。

これを受け、レアル・マドリー、バルセロナ、ユベントスの3クラブ以外は撤退。ファン・サポーターや選手や監督から大きな反発を受けたことも影響していた。

しかし、ヨーロッパの司法裁判所はUEFAとFIFAの決断に対し「優越的地位を乱用している」として、ESL参加のクラブを閉め出す取り決めは違法であるとの見解を示していた。

事態を大きく変える判決となり、新たな構想も出て来た中、アトレティコが見解を示し、ESLへの反対の意向を示すとともに、望んでいるのはマドリーとバルセロナだけだとした。

1.他の大会の事前認可の枠組みに関する裁定は、2022年6月にすでに改正された古いUEFA規約に言及している

2.欧州クラブ協会(ECA)とUEFAはパートナーシップを結んでおり、UEFAが独占的であるという考え方は無意味である。なぜなら、クラブはこのジョイントベンチャー内の協定により、スポンサーシップやテレビ放映権の販売先、これらの収益の分配、大会の形式を50/50の割合で決定しているからだ

3.欧州サッカーファミリーはヨーロッパ・スーパーリーグを望んでいない。ドイツ、フランス、イングランド、イタリア、スペイン(レアル・マドリーとバルセロナを除く)はスーパーリーグを望んでいない。我々は欧州サッカーファミリーを保護し、国内リーグを保護し、彼らを通じて毎シーズンピッチ上で欧州の大会の出場権を獲得することに賛成している

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