ブライトンが下位相手に痛恨ドローで3戦勝利なし…三笘は負傷交代【プレミアリーグ】

[写真:Getty Images]

三笘薫の所属するブライトン&ホーヴ・アルビオンは21日、プレミアリーグ第18節でクリスタル・パレスと対戦し1-1の引き分けに終わった。三笘は83分までプレーしている。

リーグ戦2試合勝利のない9位ブライトン(勝ち点26)が、6試合勝利のない15位クリスタル・パレス(勝ち点17)のホームに乗り込んだ一戦。ブライトンの三笘は[4-2-3-1]の左MFで先発出場している。

立ち上がりからポゼッションで上回るブライトンが押し込むものの、中央を固めるクリスタル・パレスの守備に苦戦。19分にはイゴールの左クロスの流れたボールをボックス右で拾ったアディングラが決定機を迎えたがシュートはGKヘンダーソンのセーブに防がれた。

その後は一進一退の展開が続く中、ブライトンは前半終了間際に先制を許す。前半追加タイム1分、GKフェルブルッヘンの緩い浮き球パスを自陣ボックス付近でカットされると、こぼれ球に反応したヒューズのパスをボックス右で受けたオリーズがダイレクトクロス。これをファーサイドのJ・アイェウにダイビングヘッドで流し込まれた。

1点のビハインドで後半を迎えたブライトンは、アディングラとバレバを下げてウェルベックとブオナノッテを投入。すると57分、敵陣中盤で獲得したFKからグロスがゴール前にボールを送ると、ダンクがヘディングシュートで合わせたが、これはわずかにゴール右に外れた。

その後も攻勢を続けるブライトンは、何度もアタッキングサードまで運ぶが、ボックス内を固める守備陣を崩せず、決定機まで至らない状況が続く。81分にはグロスの右クロスからボックス左でフリーの三笘がボレーシュートで合わせたが、これは相手GKが正面でキャッチ。

同点チャンスを逃したブライトンだったが、直後に再び決定機を迎える。82分、ファン・ヘッケのパスをバイタエルエリア右で受けたグロスがクロスを供給すると、ボックス中央で競り合ったウェルベックがヘディングシュート。ふわりと浮いたボールはゴール右隅に吸い込まれた。

その後、ブライトンは83分に左足を痛めた三笘を下げてモデルを投入。終盤にかけても猛攻を仕掛けると89分、ギルモアのロングボールを飛び出したGKヘンダーソンにパンチングされたが、このボールがウェルベックに当たるとボールは枠に向かったが、これはわずかに右外れた。

結局、試合はそのまま1-1でタイムアップ。下位相手に痛恨のドローとなったブライトンは、リーグ戦3試合勝利なしとなっている。

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