インフルエンザ警戒レベル続く

 栃木県は12月21日、インフルエンザの感染状況を発表しました。

 12月11日から17日までの1週間に報告された新たな感染者の数は1つの医療機関あたり28・45人で、警報レベルが続いています。

 栃木県は、県内6つの保健所の管内にある76の定点医療機関から1週間に報告のあったインフルエンザと新型コロナウイルスの新たな感染者の数を毎週木曜日に発表しています。

 インフルエンザの12月11日から17日までの1週間に報告された感染者の数は2162人で、1つの医療機関あたり28・45人でした。

 感染者の数は前の週の2811人より減少しましたが、県全体で警報レベルが続いていて、県は手洗いや咳エチケットなど感染防止対策を呼びかけています。

 年代別では、多い順に10歳未満が1002人、10代が629人、30代が152人、40代が138人となっています。

 また、県教育委員会によりますと12月11日から15日までの5日間で、県内の公立の小学校や中学校、それに高校の、のべ95校で学級閉鎖などの対応が取られました。

 新型コロナウイルスの感染状況です。

 1週間に報告された感染者の数は、353人でした。

 1つの医療機関あたりでは4・64人で先週に引き続き増加傾向です。
 (※前々週は2・84人、前週は3・92人)

 クラスターは医療機関で1件高齢者施設で3件障がい者施設で1件確認されました。

 また、風邪の一つ咽頭結膜熱も先週に引き続き警報レベルが続いています。

 1週間に報告された感染者の数は前週の158人より減って140人でした。

 特に宇都宮市では5.73人、県南地区は4.00人と警報レベルが続いています。

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