京都市中心部で今季初の氷点下 京都・南丹市園部では氷点下7.3度

氷点下の冷え込みでしぶき氷ができた高野川(22日午前9時7分、京都市左京区大原)

 冬至の22日、京都府内と滋賀県内は寒波の影響で未明から冷え込み、各地で今季の最低気温を更新した。京都市中心部でも今季初の氷点下となり、底冷えする朝を迎えた。

 京都は南丹市園部で氷点下7.3度、福知山市で同5度と府中北部で厳しい寒さとなった。滋賀も大津市内で氷点下まで下がり、甲賀市土山で同3.3度を記録した。

 京都市中京区では午前6時前に平年より約4度低い氷点下1度を記録。左京区大原では高野川の水が一部凍ったり、しぶきが草木に散ってつらら状に凍ったりする現象が見られた。

 京都地方気象台によると、府北部では23日明け方にかけて雪雲が予想以上に発達し、同じ場所に流れ込み続けた場合は警報級の大雪となる恐れがあるとしている。23日午前6時までに府内で予想される24時間降雪量は、多いところで北部の山地と平地50センチ、京都市・亀岡市の山地10センチなど。

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