年の初めに極寒の「水行」チャレンジ 山田・善慶寺

2度目の大荒行を終えて水行を披露する三浦恵導さん(左)=2020年2月(恵導さん提供)

 岩手県山田町北浜町の日蓮宗善慶寺(三浦恵伸住職)は来年1月1日、「山田の水行」を初めて開く。100日に及ぶ過酷な修行「大荒行」を2度経験した副住職の三浦恵導さん(37)が地元を盛り上げようと企画。一般の参加者らが極寒の境内で冷水を体に浴びせ、新年の安寧を願う。

 町内外から12人が挑む。地元消防団員や親子連れ、ネイリストの妻亜未さん(29)の女性客など顔ぶれはさまざま。男性はふんどし、女性は白い衣装をまとい、水行を体験する。

 午前10時ごろから始め、ライブ配信を行う。現地で観覧できる。問い合わせや配信は善慶寺のインスタグラムから。

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