静岡発の自慢の逸品を紹介する「しずおか産」。2023年に紹介した品物のうち、SBSのニュースサイトなどで閲覧数が多かったおいしい食べ物上位3つをご紹介します。
【写真を見る】「これだけは本当にもう誰にもまねできない」日本一のから揚げ＆伊豆育ちのサーモン＆メロンより甘いキウイ！【しずおか産】
【城ケ崎サーモン】子どもに人気のサーモンを名物に
＜肴屋大ちゃん 山本大輔さん＞
「いい意味で脂が乗りすぎてなくてすごくおいしいですよね。身の味がしっかり楽しめる。なかなかいいんじゃないんですかね。何やってもおいしいですね」
魚料理が得意な料理人も太鼓判を押すのが…伊東の海で育った養殖サーモン。「城ケ崎サーモン」です。このサーモンを育てているのは、富戸漁港の沖合約800m。海での養殖は多く行われていますが、外洋に面した場所での養殖は珍しいといいます。
＜城ケ崎海岸富戸定置網 日吉直人代表＞
「潮流が速いので魚が常に泳ぎ続けなきゃいけないし、運動量も増すということで相当いい身質になると聞いています」
エサには定置網で取れた小さな魚も与えていて、エサを調整することで、脂の乗りすぎないサーモンになるんです。子どもに人気のサーモンを名物にして伊東の城ケ崎地区に観光客を呼び込みたい。2024年、本格的に出荷を始める予定です。
【三島若鶏のから揚げ】油が命！日本一のからあげ
＜「若鳥」店主 土屋禎広さん＞
「鹿児島の鶏、ひな鳥というか生後数カ月のものはなかなかないので珍しいかなと思います」
この「若鶏の肉」を4分の1に切り分け衣をつけずにから揚げにします。揚げ終わって、塩を振りかければできあがりです。これが「日本一のからあげ」です。
2023年の「からあげグランプリ」「素揚げ・半身揚げ部門」で、見事、最高金賞を受賞しました。
静岡県三島市にお店を構える「若鳥」禎大さんの祖母、のり子さんがお店を始め、その味を守りたいと孫の禎大さんがお店を引き継ぎました。
＜祖母 土屋のり子さん(84)＞
「後はこの人がよくやってくれてるもんで安心してうちでのんびりさせてもらってます。油さえきれいにちゃんと管理してくれれば大丈夫」
＜「若鳥」店主 土屋禎広さん＞
「この油は何十年と引き継いだ油なので。これだけは本当にもう誰にもまねできないと思いますし、この油が命ですね。素揚げっていう歴史を守っていきたいなと思います」
祖母・のり子さんも納得の「からあげ」です。
【キウイ「紅鮮」】メロンより高い糖度20度以上！ここにしかないキウイ
静岡県掛川市にある「キウイフルーツカントリーJapan」。日本最大級の農園でその広さは東京ドーム3つ分です。キウイフルーツはビタミンなどが多く含まれていて、いま人気なんです。農園では、80種類のキウイを栽培していて世界でここだけにしかないオリジナル品種も7つもあるんです。
＜キウイフルーツカントリーJapan 平野耕志代表＞
「ぜひ食べて見て下さい」
農園一押しのオリジナルキウイです。15年以上の月日をかけ、誕生した果肉が赤い「紅鮮」。糖度は20度以上、いちごやメロンよりも高いんです。
＜キウイフルーツカントリーJapan 平野耕志代表＞
「酸っぱすぎるというキウイのイメージがある方が多いので、甘め甘めのものを作っていたらたどり着いた。これでキウイを食べる・好きになるきっかけになったらうれしい」
ここにしかないキウイ「紅鮮」。一度味わってみたいですね。ちなみにこの「紅鮮」の2023年の販売は終了したということです。
