“今季最強寒波”襲来 岐阜・郡上市に大雪警報 立ち往生する車も 名古屋は「冬日」氷点下1.4度観測

“今季最強寒波”の影響で、12月22日は岐阜山間部を中心に大雪になっています。

岐阜県郡上市には、午前11時34分に大雪警報が出されました。

(矢野司記者 午前9時半過ぎ)
「午前9時半過ぎです。岐阜県の白川郷には、21日夜から降った雪が30センチ以上積もっています。外国人観光客の姿も見られます」

岐阜県白川村では、21日から一気に雪が降り積もり、午前11時の積雪は78センチとなりました。

(土産物店 店主)
「(雪の季節が)来てほしくなかったけれど『やっぱり来たな』という感じ。雪かきで足腰が痛い」

シンガポールから家族で白川村を訪れていた観光客は。

(シンガポールからの観光客)
「雪を見たのは初めて。雪合戦がしたいです」

一方、雪は郡上市でも…郡上市では白鳥町の長滝で、午前11時の積雪が49センチを観測しています。

至るところで雪かきをする人の姿が。

(牧野恵美記者 午前9時前)
「雪で立ち往生している車を見つけました」

作業をしていたロードサービスの業者に聞いたところ、動けなくなった車からの相談が相次いでいるということです。

また、NEXCO中日本は、雪による立ち往生や事故の恐れがあるとして、東海北陸自動車道の郡上八幡と飛騨清見の間の上下線を、通行止めにしています。

(栁瀬晴貴記者 午前8時頃)
「名古屋市北区の名城公園です。普段水がたまっている場所では、一面に氷が張っています」

寒気の影響で、名古屋では午前7時すぎに氷点下1.4度を観測し、この冬初めて気温が0度を下回る「冬日」となりました。

(訪れていた人 80代)
「きょうは特別冷たい。『タケノコみたいね』と言われる。脱いでも脱いでもなかなか肌身が出てこないから」

また、通勤時間帯の名古屋駅前には、厚手のコートにマフラーを身に着けた人の姿が目立ちました。

(50代女性)
「(防寒対策は)ダウンとヒートテックとカイロです。フル装備です」
(20代女性)
「布団から出られなかったです。ちょっと上まで(マフラーを)あげています」(30代女性)
「(頭を)隠します。耳が寒いから。カイロも持ってくればよかった…」

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