キャバクラ2時間半で760万円!? “ぼったくり”被害防止へ タクシー車内モニターで啓発動画

「2時間半で760万円」の被害も…忘年会シーズン、名古屋の歓楽街では『ぼったくり』の被害に注意を。

名古屋市中区ではことし、12月20日現在で、歓楽街での『ぼったくり』に関する警察への相談は125件と、去年1年間で寄せられた総数(22件)の約6倍に急増しています。

中にはキャバクラでの2時間半の飲食で、760万円を請求され実際に払ったという事例も確認されています。

ぼったくり被害にあった約9割の人は「客引き」を利用していて、「3000円でいいですよ」などの甘い言葉に誘われるということです。

そこで愛知県警は忘年会シーズンにあわせて、パトロールを強化。

ことしは『ぼったくり』の被害防止を訴える啓発動画をリニューアルして、11月からは名古屋のMKタクシーと協力し、名古屋市内を走るタクシー114台の車内モニターで啓発動画を上映しているということです。

22日は、愛知県警からタクシー会社に感謝状が贈られました。

名古屋MKの神谷文武社長は「お酒を飲んだお客様を乗せることがある。お客様が気づいて未然に被害を防げれば」と話しています。

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