今シーズンの営業スタート 日光湯元温泉スキー場 雪が足らず、滑走は見送り 

ゲレンデで行われたテープカット

 【日光】奥日光の日光湯元温泉スキー場で22日、今シーズンの営業がスタートし、安全祈願祭などが行われた。雪不足により、初日の滑走は見送られた。

 祈願祭にはスキー場職員や地元関係者ら約50人が参列。ロッジで日光二荒山神社中宮祠の神職による神事が執り行われ、利用者の安全などを祈願した。その後、ゲレンデでテープカットが行われた。

 スキー場を運営する東武興業によると、この日のゲレンデの積雪は約10センチ。スキーなどの滑走はできないものの、雪遊びはできるという。今後の降雪次第で滑走が可能となる。

 同社の大勝規好(おおかつのりたか)社長は「楽しみにしている人がいる中、初日に滑走ができず残念。雪が降り、多くの人にスキー場を楽しんでもらえるよう、従業員一同お待ちしている」と話した。営業は来年3月末までを予定している。

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