積雪81センチ 大雪の広島県北部は 北広島町中祖 気象予報士がリポート(午後4時半)

非常に強い寒気の影響で22日も広島県内は厳しい寒さとなりました。朝はほとんどの地点で氷点下を観測したほか、中国山地では大雪となっています。

広島・北広島町中祖 午後4時半ころ

RCCウェザーセンター 末川徹 気象予報士
人1人が通れるような道ができています。北広島町の中祖というところに来ています。道路をはさんで両側に民家が建ち並んでいます。

屋根を見てください。2階部分、雪庇が積もって張り出しているんです。もう何段にも積み重なっています。大雪が回数を重ねて、あそこまで積もったのではないかなということを感じさせます。

まだ日中なんですけども、もうヘッドライトをつけて車が走行しているんです。あたりは暗くなってきました。かなり視界も悪いんです。きのう(21日)、お伝えしたときよりも雪が降り積もってきまして、もともと、あんまり広い道路ではないんですけども、歩道の部分がきのうと比べてもせまくなってきています。

上には新雪が降り積もっているんですけども、ちょっと深くかきあげていくと、シャーベット状というより、もう凍結してアイスバーンに近いような感覚なんです。
こういった交差点・曲がり角、あとは橋の上はけっこう凍結しやすいので車の運転には注意してほしいなと思います。

きのう(21日)は午後5時を過ぎてもまだ雪かきをしている人がいたんですが、けさ(22日)はかなり雪が強く降りました。今も風が時折り強く吹くんですけれども、この時間帯、雪かきをしている人はほとんどいないんです。

また、このあとも雪が強まることが予想されています。みなさん、足元も気をつけながら、そして車の運転も十分に気をつけてもらえたらなと思っています。雪がが降ったりやんだりを繰り返しています北広島町からお伝えしました。

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