世界2位のアルカラスと4位のシナーが来季に向けて合同トレ「素晴らしいセッションだった」

世界2位アルカラスと4位シナーが合同トレ

世界ランク2位のカルロス・アルカラス(スペイン)と同4位のヤニック・シナー(イタリア)がスペイン・アリカンテにあるJCフェレーロ・テニス・アカデミーで一緒に練習を行った。

昨季には全米オープンでグランドスラム初優勝を果たし、史上最年少で世界ランク1位に輝いた20歳のアルカラス。今季もウィンブルドンでノバク・ジョコビッチ(セルビア/同1位)を下し、2度目のグランドスラム制覇を成し遂げるなど6度のタイトルを獲得。来季は王座奪還を狙う。

その大事なオフシーズン、拠点のJCフェレーロ・テニス・アカデミーで来季に向けて一緒にトレーニングしたのは、シーズン後半に勢いに乗って自己最高ランキングとなる4位を記録した22歳のシナー。両者は、2019年のチャレンジャー大会で初対戦。当時、アルカラスにATPランキングはなく、319位だったシナーに勝利したことで初めてATPポイントを獲得した。その後、2人とも才能を開花させ、ツアー通算成績ではシナーの4勝3敗としている。

この2人と20歳のホルガー・ルーネ(デンマーク/同8位)について、史上最多24度のグランドスラム優勝を誇るジョコビッチも「次のBIG3と呼んでもいい。 彼らがこのスポーツを背負っていく」と能力の高さに太鼓判を押しているほどだ。

プレシーズンを共にしたアルカラスは、SNSで「JCフェレーロ・テニス・アカデミーでのトレーニングに来てくれたシナーに感謝します。朝から素晴らしいセッションだった! 2024年に向けてウォーミングアップ中」とコメント。シナーも「充実した練習」と満足のいく一日を過ごせたとした。

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