久保建英にパンチ、腕を掴んで回して投げる愚行…久保はSNSで無言の主張、監督は「ヒビが入った可能性さえ…」

アルカラスの対応に苦労した久保建英[写真:Getty Images]

レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が、相手のラフプレーに対して主張している。
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21日、ラ・リーガ第18節でソシエダはカディスとアウェイで対戦した。

この試合で先発出場した久保はチームの攻撃を牽引。しかし、0-0のゴールレスドローに終わっていた。

ただ、この試合ではカディスのラプフレーがかなり目立つこととなり、波紋を呼んでいる。

まずは前半終盤間際、対峙した久保を手を使って止めようとしたルベン・アルカラスだったが、振り下ろした腕が久保の右わき腹あたりに入り、久保は悶絶していた。

もう1つは83分。久保がアルカラスをかわすと、その前のプレーでカディスがPKを貰えなかったことにいら立ったのか、アルカラスは久保の右腕を掴んで振り回すように地面に引き倒した。アルカラスにはイエローカードが提示されていた。

久保は自身のインスタグラムのストーリーズで殴られているシーンの映像をアップし無言の抗議。イマノル・アルグアシル監督は、このシーンについて試合後に言及していた。

「アルカラスの最初の肋骨へのパンチにより、久保は足を引きずりながら前半を終えていた。ヒビが入った可能性さえあった」

実際にはそこまでのケガにはならず、特に検査も受けずにいたが、一歩間違えればということもあっただろう。

なお、この試合では久保だけではなく、キーラン・ティアニーは踏みつけられるなど問題のプレーも見られていた。

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