校内で飼育「エミリー」が牧場へ 那須・学びの森小で卒業式、別れ惜しむ

最後の散歩をする児童とエミリー

 那須町の学びの森小で22日、5年生17人が校内で飼育してきたジャージー牛「エミリー」の卒業式が行われた。

 2カ月間の飼育期間を終え、同町内の森林ノ牧場へ帰ることに。児童が毎日世話に励み、入学時よりも約40キロ増え、124キロまで成長した。

 稲田琉生(いなだるい)君(11)は「初めて来た時に近寄ってきてくれたことが一番の思い出。今まで以上に元気に育ってほしい」と見送った。命を育むことを学んだ児童も大きく成長した。

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