リニューアルされたJR四国の特急電車が23日初めての運行を迎え、JR松山駅で出発式が行われました。
JR松山駅で関係者らが出席して出発式が開かれ、運行開始を祝いました。
リニューアルされたのは、JR四国が92年から運用している「8000系」と呼ばれる車両で、特急「しおかぜ」や「いしづち」としてもお馴染みとなっています。
今回のリニューアルに伴い内装にはLEDの間接照明が使われている他、座席のコンセントも増設されるなどより快適に旅ができるよう工夫されています。
24日からの定期運行に先駆け、23日は松山駅といよ西条駅の間を往復するツアーが実施され、熱心な鉄道ファンたちが集まりました。
(鉄道ファン)
Qどちらから
「神奈川から。新しくなって綺麗で快適になった車内を楽しみたい」
「この子がすごく電車好きで、中でもJR四国の電車が大好きでずっと楽しみにしていたので乗せてあげたいなと思って」
JR四国では45両ある8000系の車両を、2027年度にかけて順次リニューアルしていく予定です。
(JR四国鉄道事業本部・長戸正二本部長)
「愛媛、松山にたくさんのお客さんに来て頂いて地域とともに私たちも元気になれればと思う」