西武福井店(福井市)は12月22日、新年初売り用の福袋の準備を始めた。文房具から衣料、食品、宝飾品まで約200種類、6千個の福袋を用意する。元日の初売りは1日午前10時から。
来年3月16日の北陸新幹線県内延伸にちなみ、スーツケースやリュック、携帯スリッパなどをセットにした「旅行を楽しむ福袋」を3万1600円で販売。恐竜柄のネクタイ、タオル、折り畳み傘などが入った「福井へ行こう福袋」は、最速列車「かがやき」の最高時速260キロに合わせて2600円とした。
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体験型の福袋も用意。人気の県立恐竜博物館プレミアムツアー(1組2024円)のほか、バスケットボール男子Bリーグ3部の福井ブローウィンズのホームゲームで子どもが選手と一緒に入場できる「親子ペア観戦チケット」(同3500円)などの新企画もある。
近年人気が集中している地下食品街の食肉、すし、フルーツの福袋は来店順に引き換え確認券を配布して対応する。最も高額な福袋は宝石タンザナイトの周りにダイヤモンドをちりばめたネックレスで、定価550万円を1点限り202万4千円で販売する。
担当者は「来年1月1日は元日、一粒万倍日、天赦日、天恩日の四つの吉日が重なるラッキーデー。福袋を通してお客さまに多くの福を届けたい」と来店を呼びかけていた。