「植えることで耕作放棄地の解消になる」お茶の裏作に適した「ジャバラ」を収穫=静岡・島田市

お茶の裏作に適した和歌山原産のかんきつ類「ジャバラ」の収穫がお茶どころ・静岡県島田市で行われています。

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島田市の湯日地区などで収穫作業が行われているのは、和歌山県北山村原産のかんきつ類「ジャバラ」です。島田市内では現在、約10軒の茶農家がお茶の裏作としてこの「ジャバラ」の栽培に取り組んでいます。

「ジャバラ」に多く含まれる「ナリルチン」は、花粉症などに効果があるとされ「ジャバラ」は、ジュースや菓子などの加工用として需要があるということです。

<「ジャバラ」栽培5年目 紅林貢さん>
「(お茶の)耕作放棄地も増えているので、耕作放棄地に植えることで解消になると思っている。島田の名物、特産品になればいいなと」

生産者のひとり・紅林さんは「ジャバラ」を栽培する仲間を増やしていきたいと意気込んでいました。

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