2戦連続10人となったアトレティコ、M・ジョレンテ弾を守り抜いてセビージャにウノセロ勝利【ラ・リーガ】

[写真:Getty Images]

アトレティコ・マドリーは23日、ラ・リーガ第4節延期分でセビージャをホームに迎え、1-0で勝利した。

9月に行われる予定だったものの大雨により延期となっていた一戦。

前節10人となったヘタフェ戦を3-3の引き分けに持ち込まれた4位アトレティコ(勝ち点35)は、エルモソとサビッチを出場停止で欠く中、ヴィツェルをリベロで起用。モラタとグリーズマンの2トップとする[3-5-2]で臨んだ。

キケ・フローレス監督の初陣となった前節グラナダ戦で11試合ぶりの勝利を挙げた15位セビージャ(勝ち点16)に対し、アトレティコは開始2分に決定機。デ・パウルとのワンツーからボックス内に侵入したモラタがGKとの一対一となったが、シュートはドミトロビッチに止められてしまった。

良い入りを見せたアトレティコが押し込む展開で立ち上がると、31分にはモラタがボックス左からオンターゲットのシュートを記録。

しかし、立ち上がりの決定機を除いて好機は少なかった前半はゴールレスでハーフタイムに入った。

迎えた後半、コレアとM・ジョレンテを投入したアトレティコは開始40秒に先制点。決めたのはM・ジョレンテ。ボックス右でコケのロングフィードを受けてクロスを送ると、DFがクリアしたルーズボールが自身の足元に跳ね返ってきたところをゴールへ蹴り込んだ。

シメオネ采配が的中して試合を動かしたアトレティコは先制後、セビージャの攻撃を受ける展開となった中、63分にはオカンポスのシュートをGKオブラクがセーブ。

しかし69分、4分前に投入されていたソユンジュがオカンポスの足首を踏みつけて一発退場となり、アトレティコは2戦連続数的不利に陥ってしまう。

グリーズマンを削ってヘイニウドを投入したアトレティコは終盤にかけても守勢を強いられたが、虎の子の1点を守り抜いてウノセロ勝利。年内最終戦を勝利で飾り、バルセロナに勝ち点で並んで3位に浮上している。

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