レーティング:リバプール 1-1 アーセナル【プレミアリーグ】

[写真:Getty Images]

プレミアリーグ第18節、リバプールvsアーセナルが23日にアンフィールドで行われ、1-1のドローに終わった。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。

リバプール採点

(C)CWS Brains,LTD.


GK
1 アリソン 6.0
失点はノーチャンス。それ以外の場面では普段通りの安定したゴールキーピングを披露。ディストリビューションの部分も危なげなし

DF
66 アレクサンダー=アーノルド 6.5
同僚ロバートソンに並ぶプレミアリーグのDF最多アシスト記録(57)に並ぶ。決勝点となるビッグチャンスでクロスバーに当ててしまったが、攻守両面で素晴らしいパフォーマンス

5 コナテ 7.0
マルティネッリやハヴァーツらの仕掛けを無理の利く対応で幾度も阻んだ。積極果敢な潰しにボックス内での繊細な対応と出色の出来だった

4 ファン・ダイク 6.5
ジェズスやサカと見応えのあるマッチアップを見せた。的確なカバーリング、安定した球出しで普段通りの存在感を示した

21 ツィミカス 5.5
サカと激しいマッチアップを繰り広げたなか、前半半ばに右肩を負傷。無念の交代に…

(→ジョー・ゴメス 6.5)
ツィミカス負傷を受けて左サイドバックにスクランブル投入。安定した守備対応でキーマンのサカに仕事をさせず。果敢な攻撃参加から決定機にも絡んだ

MF
8 ソボスライ 5.5
守備面でのチームを助けるハードワークは光ったが、勤続疲労の影響か持ち味の攻撃面でやや精彩を欠いた

3 遠藤航 6.5
前半終盤に味方のミスをカバーするためにカードをもらう枷をかけられたが、試合を通してソリッドな守備を継続。加えて、マイボール時も手堅い繋ぎだけでなく仕掛けのパスやクロスで決定機の起点にもなった

17 カーティス・ジョーンズ 6.0
2ゴールを記録したEFLカップからの良い流れを継続。献身的な守備に加え、繋ぎ役やアタッキングサードでの仕掛けと積極的にプレーに関与し続けた

(→グラフェンベルフ 5.0)
負傷明けでハイインテンシティの展開に入り切れずに試合を終える

FW
11 サラー 7.0
見事なフィニッシュで同点ゴールを記録。アレクサンダー=アーノルドの絶好機も演出するなど常に相手の脅威になり続けた

18 ガクポ 5.5
前線でまずまず身体を張ったが、サリバとガブリエウのコンビを前に決定的な仕事やチャンスメークには至らず

(→ヌニェス 5.5)
左ウイングでキレのある仕掛けなどを見せたが、攻撃を活性化させるまでには至らず

7 ルイス・ディアス 5.5
攻守両面で最低限の仕事はこなした。後半半ばの接触プレーでヒザを痛めたか、消化不良の途中交代に

(→エリオット 5.5)
投入直後に右ポストを掠める際どいシュート。攻守に及第点の出来

監督
クロップ 6.0
ツィミカスやルイス・ディアスのアクシデントによって勝ち点1止まりに終わったが、パフォーマンス自体は上々

アーセナル採点

(C)CWS Brains,LTD.


GK
22 ラヤ 6.0
失点はノーチャンス。課題のセットプレーの対応を含めてそれ以外は危なげなくプレーした

DF
4 ホワイト 6.0
サカを攻撃面で支援できなかったが、守備では粘りの対応でディアスやヌニェスに決定的な仕事は許さず

12 サリバ 7.0
圧倒的なフィジカルと守備センスを遺憾なく発揮。ライス、ガブリエウと鉄壁の守備を見せた

6 ガブリエウ 7.0
見事に駆け引きを制して先制点を奪取。守備でもジンチェンコの個人的なミスを除きほころびを見せず

35 ジンチェンコ 4.5
軽い対応でサラーの同点ゴールに関与。ライスに救われたボールロストを含めて守備面で穴を作った。マイボール時も守備でのマイナスを取り返すほどの効果的なプレーはなかった

MF
8 ウーデゴール 6.0
先制点をアシスト。攻守によく身体を張ったが、アタッキングサードで普段ほどのチャンスメークは見せられず

41 ライス 7.0
センターバック2人と共に再三の好守でチームを救った。守備以外の局面でも効果的なプレーが光った

29 ハヴァーツ 5.5
守備は献身的にこなしたが、攻撃ではコナテらに封じられてなかなか見せ場を作れなかった

FW
7 サカ 5.5
幾度か個で打開する場面は作れていたが、そこからの精度や判断がいまひとつ。全体的には相手守備陣にうまく封じられた印象

9 ガブリエウ・ジェズス 6.0
狡猾な守備や巧みなボールキープで起点づくりで貢献しつつ、幾度か決定機にも絡んだ

(→エンケティア 5.0)
守備意識は悪くなかったが、ジェズスと比べると工夫の少なさやプレーの淡白さが気になった

11 マルティネッリ 5.0
オープンスペースでボールを受けて仕掛ける場面は多かったが、コナテの壁を破れず。最後のプレー選択もいまひとつ

(→トロサール 5.5)
チャンスに顔を出す場面は作った

監督
アルテタ 5.5
鬼門アンフィールドから勝ち点1を持ち帰ってクリスマスを首位で迎えることに。動きづらい展開ではあったが、なかなか流れを好転させられなかった

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
サリバ(アーセナル)
コナテ、ライス、ガブリエウも甲乙つけがたい活躍ぶりだったが、首位キープに貢献という部分で再三の好守によってチームを救ったフランス代表DFをMOMに選出。多士済々の相手アタッカーに対しても常に余裕を持って対応できていた印象。

リバプール 1-1 アーセナル
【リバプール】
サラー(前29)
【アーセナル】
ガブリエウ(前4)

© 株式会社シーソーゲーム