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2023年天皇杯全日本選手権第3日は12月23日、東京・代々木競技場第2体育館で前日開始の男子4階級の敗者復活戦とファイナルが行われ、男子フリースタイル86kg級決勝は、今年の世界選手権出場の石黒隼士（自衛隊）が、オリンピック4度連続出場を目指す高谷惣亮（拓大職）を3－2で撃破。来春のパリ・オリンピック予選の出場権を獲得した。高谷は全日本選手権の連続優勝が2位タイの「12」でストップ。
同57kg級決勝は、全日本学生選手権優勝の弓矢健人（日体大）がアジア選手権3位の新井陸人（自衛隊）を破って初優勝。男子グレコローマン60kg級は稲葉海人（日体大大学院）、同77kg級は堀北一咲望（日体大）が、ともに初優勝を達成した。
各階級の成績は下記の通り。
▲激しい闘いとなった男子フリースタイル86kg級決勝。石黒隼士が勝つ＝撮影・矢吹建夫
男子フリースタイル
【57kg級】＝19選手エントリー
▼決勝
弓矢健人（日体大）○［テクニカルスペリオリティ、2:01=10-0］●新井陸人（自衛隊）
▼3位決定戦
藤田雄大（自衛隊）○［5-2］●竹下雄登（自衛隊）
勝目大翔（山梨学院大）○［11-7］●向田旭登（専大）
▼敗者復活2回戦
藤田雄大（自衛隊）○［7-2］●荒木大貴（自衛隊）
勝目大翔（山梨学院大）○［8-0］●小澤楽翔（中大）
▼敗者復活1回戦
荒木大貴（自衛隊）○［3-2］●松村祥太郎（専大）
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【86kg級】＝14選手エントリー
▼決勝
石黒隼士（自衛隊）○［3-2］●高谷惣亮（拓大職）
▼3位決定戦
髙橋夢大（日体大）○［フォール、5:59=7-0］●奥井眞生（自衛隊）
白井達也（佐賀県スポーツ協会）○［テクニカルスペリオリティ、5:20=10-0］●白井勝太（クインテット）
男子グレコローマン
【60kg級】＝16選手エントリー
▼決勝
稲葉海人（日体大大学院）○［5-2］●河名真偉斗（自衛隊）
▼3位決定戦
森靖仁（日体大）○［4-2］●曽根敬次郎（専大）
五味虹登（育英大）○［不戦勝＝棄権］●竹下航生（拓大）
▼敗者復活戦
曽根敬次郎（専大）○［フォール、2:06=8-0］●難波陽（警視庁）
五味虹登（育英大）○［テクニカルスペリオリティ、0:21=8-0］●川口智弘（松阪クラブ）
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【77kg級】＝12選手エントリー
▼決勝
堀北一咲望（日体大）○［5-3］●友寄汰志（日体大）
▼3位決定戦
島袋慶生（新潟県協会）○［テクニカルスペリオリティ、1:30=10-2］●小堀雄大（東洋大）
山田脩（日体大）○［8-5］●葛谷拳龍（自衛隊）
▼敗者復活戦
小堀雄大（東洋大）○［フォール、0:23=6-2］●岡本裕（同志社大クラブ）
