10トントラック走行中、直径1メートルのタイヤが外れ後続の4台に衝突 沖縄・浦添市の国道330号で3キロ渋滞 

 23日午前5時50分ごろ、沖縄県浦添市伊祖の国道330号北向け車線で、走行中の10トントラックの左後輪タイヤが車体から外れ、後続のスクールバスなど計4台がタイヤに衝突したり、乗り上げたりする事故があった。当時、スクールバスには生徒は乗っておらず、けが人は確認されていない。浦添署が事故原因を調べている。

 署によると、タイヤは直径約1メートル。後輪の内側のタイヤが何らかの理由で外れ、後続のスクールバスと配送トラック、軽自動車2台がタイヤと衝突した。

 トラックを所有する運送会社の関係者によると、トラックは食料品の貨物を載せて、配送先へ向かっていた。定期点検で異常は見つかっていなかったという。

 現場は片側2車線の直線道路。午前6時ごろから約2時間20分間、交通規制され、最大3キロの渋滞が起きた。

大型トラックから外れたタイヤ=23日午前8時半ごろ、浦添市伊祖の国道330号北向け車線

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