キラキラ、七色の銀盤 八戸・YSアリーナ、ライトアップ24日まで

七色の光で彩られたリンクで滑りを楽しむ来場者=23日正午、八戸市のYSアリーナ八戸

 青森県八戸市のYSアリーナ八戸で23日、氷面や場内をライトアップするイベント「HACHINOHE ILLUMINATION SKATE 2023」が始まった。幻想的な雰囲気の中、大勢の家族連れらがスケートを楽しんだ。24日まで。

 市民が楽しめる場をつくりたい-と、合同会社マーキー(八戸市)の鈴木陽介代表(40)が、かつて長根リンクで行われたことのある同様のイベントを復活させた。

 クリスマスソングが流れる中、来場者は七色の光で彩られたリンクで思い思いに滑走を満喫した。市内から家族で訪れた八島凛ちゃん(7)は「上手に滑れた。また来たい」と笑顔。妹の梨華ちゃん(5)も「キラキラ光って楽しかった」と目を輝かせていた。

 誰もが滑走を楽しめる環境をつくろうと、自治体へのスケート補助具の寄付を目的とした募金活動も実施している。24日も午前11時~午後6時に行い、入場、滑走ともに無料。貸しスケート靴の利用料は300円。

© 株式会社東奥日報社