トランプ氏「私欲を優先」 元側近、当選なら同盟国軽視

ジョン・ボルトン氏(ロイター=共同) 

 【ワシントン共同】トランプ前米大統領の国家安全保障問題担当補佐官を務めたジョン・ボルトン氏は24日までに共同通信の取材に応じ、トランプ氏は「政策に基づいてではなく、政治と経済両面で私欲を優先する」と語った。来年の大統領選で当選すれば、日本を含めた同盟・友好国を軽視すると予測した。

 ボルトン氏は2018~19年にトランプ政権の内幕を目の当たりにした。米国との同盟関係を深める日本にとって、共和党候補指名争いで独走するトランプ氏が当選した場合の影響を占う上で重要な発言になりそうだ。

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