マンチェスター・ユナイテッドOBのスコールズ氏が苦言を呈す 「ユナイテッドには問題がある」

写真:今シーズン、不振が続くラッシュフォード

マンチェスター・ユナイテッドのレジェンド、ポール・スコールズ氏が「ユナイテッドには問題がある。それはゴールを決めることに関してだ」と語った。

現地時間12月23日、プレミアリーグ第18節ウェストハム vs マンチェスター・ユナイテッドの試合がロンドン・スタジアムで行われた。試合はウェストハムが2-0で勝利し、勝ち点を30に伸ばし6位に浮上。対するマンチェスター・ユナイテッドは、順位を8位に落とした。

この試合も無得点に終わったマンチェスター・ユナイテッドは、最近の公式戦4試合連続で得点を奪えていない。プレミアリーグではここまで18試合で18得点と得点力不足に悩んでいる。

マンチェスター・ユナイテッドのOBのポール・スコールズ氏も攻撃に関して大きな疑問を感じているようで、イギリス『TNT Sports』に対して以下のように語った。

「ユナイテッドには問題があり、彼らはまったく創造力を働かせていない。どの選手も自信を持てずに苦しんでいる。FWの選手たちは前を向き、自信を見出し、脅威をもたらす必要がある。現状、マンチェスター・ユナイテッドに脅威を感じない。継ぎはぎなチームだと言わざるを得ない」

「創造性(の少なさ)は大きな問題で恥ずかしくなっている。過去18カ月で、私がつながりを感じたのは(クリスティアン)エリクセンと(ブルーノ)フェルナンデスの間だけだ」

マーカス・ラッシュフォードは昨シーズン、公式戦56試合に出場し、30ゴールを記録し大活躍を見せた。しかし一転して、今シーズンは公式戦22試合で2ゴールと、トップフォームからほど遠い状態が続いている。またラスムス・ホイルンドはUEFAチャンピオンズリーグでは5得点挙げたものの、プレミアリーグでは無得点が続いている。

「ゴールを決めることに関して本当に問題で、彼らはそれを解決しなければならない。ゴールの決め方を頭の中に入れることと、重要な場面で決断を下すことができていない。今まではクオリティーがあったと思うが、現時点では、クオリティーが著しく欠けている」

© 株式会社SPOTV JAPAN