Mー1敗者復活戦 Aブロック1位はヘンダーソン‼ロングコートダディは敗れる

日本一の漫才師を決める「M-1グランプリ2023」が24日、東京・テレビ朝日などで行われ、午後3時から敗者復活戦が行われた。準決勝で決勝進出を逃した21組が出場し、Aブロックでは出場資格最終年となるヘンダーソンが最終審査に進出した。

今回から敗者復活戦のルールが大きく変更。準決勝で敗れた21組が7組ずつA、B、Cの3ブロックに分かれネタを披露。まず「1組目対2組目」の勝ち残りで暫定1位を決め、3組目、4組目と暫定1位を決め続けるタイマン形式で実施。各ブロックの審査は観客からランダムで選ばれた500人が務め、結果はパーセンテージで表示される。各ブロック1位の3組から、最後に芸人審査員から最も多くの票を得た1組が決勝に復活する。

先頭の華山、2番手ぎょうぶは得票率52%の華山が残り、3組目のロングコートダディは同87%と圧倒し、暫定1位に立った。ロングコートダディは4組目のニッポンの社長を同68%で、5組目の20世紀を同62%で退けた。6組目のママタルトは同52%でロングコートダディを撃破し暫定1位に踊り立った。7組目のヘンダーソンは同59%でAブロック1位を決め、最終審査に望みをつないだ。

ヘンダーソンは出演したいテレビ番組に〝3人目の演者〟が絡む構成で会場の爆笑を呼んだ。出番順が新しい方が優位なのは否めない中、ロングコートダディの健闘が光った。マヂカルラブリー・野田クリスタルは「会場のウケと結果が比例していいシステム」と新ルールを歓迎した。

芸人審査員にはノンスタイル・石田明、アンタッチャブル・柴田英嗣、マヂカルラブリー・野田クリスタル、かまいたち・山内健司、錦鯉・渡辺隆が務める。また、夜の決勝には、さや香、真空ジェシカ、ダンビラムーチョ、カベポスター、くらげ、マユリカ、令和ロマン、ヤーレンズ、モグライダーの9組が既に進出を決めている。

なお、B、Cブロックの出場組は次の通り。

【B】オズワルド、豪快キャプテン、エバース、ナイチンゲールダンス、鬼としみちゃむ、トム・ブラウン、スタミナパン

【C】フースーヤ、バッテリィズ、シシガシラ、ななまがり、きしたかの、ダイタク、ドーナツ・ピーナツ

(よろず~ニュース編集部)

© 株式会社神戸新聞社