猶本光が2ゴール!浦和がAC長野を退け、首位と1pt差の3位浮上【WEリーグ】

24日、2023-24 WEリーグ第6節の三菱重工浦和レッズレディースvsAC長野パルセイロ・レディースが浦和駒場スタジアムで行われ、ホームの浦和が3-1で勝利を収めた。

20日に開幕節の延期分でサンフレッチェ広島レジーナに勝利し、3勝1分け1敗で迎える浦和は、菅澤優衣香に代わって島田芽依がリーグ戦2試合ぶりの先発出場。

対して2勝2分け1敗で迎えるAC長野は、第5節のINAC神戸レオネッサ戦に続き、タニガーン・デーンダーをスタメン起用。宮本華乃と縦関係の2トップを組んだ。

試合は思わぬ形で7分に浦和が先制。ビルドアップするAC長野に高い位置からプレッシャーを掛けると、GK梅村真央のコントロールミスを誘発し、流れたボールを猶本光がゴールへ流し込んだ。

早々にリードを奪った浦和は以降も主導権を掌握。15分には柴田華絵、清家貴子とゴール前で立て続けのフィニッシュを迎えるが、AC長野も守備陣が体を張ってブロックする。

すると、AC長野は少ないチャンスを生かしてセットプレーから同点に。ボックス左角でのFKを菊池まりあが直接狙い、GKに阻まれて右CKとなると、福田ゆいの鋭いキックを水谷有希の前に入った宮本が頭で合わせ、WEリーグ初ゴールを記録した。

ただ、以降も浦和のペースが続き、34分には柴田の浮き球に反応した清家が、入れ替わった岡本祐花に倒されてPKを獲得。だが、右を狙った清家のキックはGK梅村に阻まれた。

折り返しての59分には途中出場・小澤寛のシュートがクロスバーを叩いたAC長野だったが、再びスコアを動かしたのは浦和。73分、塩越柚歩の柔らかい左CKをニアで猶本がそらし、勝ち越しゴールを挙げる。

82分には伊藤美紀が左に広げて水谷が滞空時間の長いクロスを送ると、清家が頭で合わせてリードを広げる。このままタイムアップを迎え、勝ち切った浦和が首位INAC神戸レオネッサと勝ち点「1」差の3位へ浮上している。

三菱重工浦和レッズレディース 3-1 AC長野パルセイロ・レディース
【浦和】
猶本光(7分)
猶本光(73分)
清家貴子(82分)
【AC長野】
宮本華乃(21分)

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