全国高校駅伝、須磨学園が男女で入賞 男子は過去最高の4位、女子は6位

過去最高の4位でフィニッシュした男子・須磨学園のアンカー長谷川大翔=24日、京都市のたけびしスタジアム京都(撮影・笠原次郎)

 男子第74回、女子第35回全国高校駅伝は24日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着する男子7区間42.195キロ、女子5区間21.0975キロで行われ、兵庫勢は、男子の須磨学園が2時間3分47秒で過去最高の4位に入った。女子の須磨学園は1時間9分16秒で6位入賞した。

 須磨学園が男女そろって出場するのは3年ぶり6度目。男子は折田壮太主将が1区の日本人最高タイ記録で駆け、区間賞を獲得した。女子はアンカー黒田奈那が二つ順位を上げ、出場した大会の連続入賞回数を「25」に伸ばした。

 男子は佐久長聖(長野)が大会記録と日本高校最高記録を塗り替える2時間1分0秒、女子は神村学園(鹿児島)が1時間7分28秒でそれぞれ優勝した。(長江優咲)

 男子・須磨学園=山口哲監督(過去最高の4位入賞に)「流れは想定通りで選手たちはやり遂げてくれた。彼らにメダルを取らせてあげられなかったことが悔しい。昨年の西脇工の入賞が後押しになった。来年に向けてまずは兵庫を勝たないと」

 女子・須磨学園=浜本憲秀監督(出場大会の連続入賞を25回とし)「今回は大きなこと(目標)もいえず、台所事情も良くない中で私も緊張感があった。ただ選手たちは盛り上げて、鼓舞してやってくれた。120点、力以上のレースだった」

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