マウンティングとは「私の方が、あなたより上!」と言葉内にアピールしあうこと。多く見られるのが、女子会などの場で「結婚」の話題が挙がったとき。事前にきちんと予測できていないと、必要以上に傷ついてしまうかもしれません。
今回は、既婚した女性からの「マウンティング」を上手くやり過ごす方法をまとめてみました。イライラしたり傷ついたりしてしまう前に、ぜひチェックしてみてください。
マウンティングを受けたら…試したい「とっておきの対処法」
とにかく相手をホメまくる
人よりも上に立ちたい、認められたいという「自己顕示欲」が強いのが、マウンティングしてくる女性の特徴。結婚の有無に限らず、褒められることが大好きです。相手のことを褒めることで、彼女たちの「マウンティング」意欲をなくしてしまうのも手です。
「なんでイヤな相手を、わざわざ褒めないといけないの?」と思うかもしれませんが、イライラの原因となるマウンティングをされるよりもダンゼン心が楽なはず。ファッションやメイクなどを褒めてあげて、結婚についての会話を穏やかに過ごしましょう。
自分のプライベートについて喋りすぎない
過去にマウンティングしてきた人や、人をナチュラルに見下してくる相手にはプライベートの情報を話しすぎないのが吉。比較対象の格付けから始まるマウンティング。お付き合いしている彼についてや、結婚観などの情報を与え過ぎないことが予防につながります。
とはいえ、マウンティングする傾向がある人は質問を投げかけてきがち。そうした場合には短く返答して「そういえば……」と結婚に関連しない話に切り替えるのが吉。
どうしても恋愛について話さなければいけない場合には、思い切って「恋愛相談」にしてしまうのがオススメ。マウンティングする女性には、世話好きの女性が多い傾向があるため「アドバイス」という形にするだけで、その場が収まることもあります。
友人とは違う自分だけの「軸」をもつ
やや強硬手段かもしれませんが、マウンティングしてくる女性と同じ軸をもたないのもひとつの手。つまり「結婚」とは別で大切にしているものの話を膨らませるようにするのです。
そもそも、結婚は自分自身だけで成り立つ話題ではありません。お付き合い、そして結婚は相手あってのもの。実は、ここが結婚というトピックの弱点でもあるのです。「自分だけの時間を充実できている」という部分を伝えられれば、形勢逆転できる可能性も高まります。
「たしかに」「そうだね」と賛同する
結婚に関するマウンティングには「そうだよね」と相手に賛同する返事がベター。反論せずに同意してあげることで、その話にいったん区切りがつきます。相手も意見を受け入れることで認めてもらえたと思い、それ以上マウンティングしてくることはありません。
ここで「でも、私は仕事が大事だから」などと歯向かってしまうと、かえって相手を逆上させてしまう危険性があります。マウンティングへの反論は、火に油を注ぐようなもの。あなたの心もギスギスしてしまうので、ここはぐっとこらえて受け流しましょう。
不安で自信がないとき、相手を下に格付けすることで「自分が正しい」と思い込もうとするのがマウンティングの原因。強い口調とは裏腹に、不安でいっぱいなことが少なくありません。彼女たちの本心がわかれば、比較的優しい気持ちで受け止めようと思えるかも。
*
「結婚」は本来デリケートな話題。そして、誰でもない自分の意思を尊重すべきトピックといえるでしょう。売られたケンカを買いすぎず受け流し、あなたの心を守ってあげてくださいね。
(mimot.(ミモット)/ 花輪 えみ)