タクシー運転手の顔を殴った疑い フランス国籍の32歳逮捕 「今は分からない」と容疑を否認 沖縄署

 タクシー運賃の支払いを免れようと運転手を殴ったとして、沖縄署は24日、フランス国籍で北中城村に住む職業不詳の容疑者(32)を強盗傷害の疑いで緊急逮捕した。「今は分からない」と容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は23日午後11時10分ごろ、沖縄市上地の中之町交番駐車場で、タクシー乗車料金の3200円を支払わず、運転手の顔を殴って打撲などのけがをさせた疑い。

 署によると容疑者は同市泡瀬でタクシーに乗ったが、酒に酔って受け答えできない状態だった。タクシーは交番に駆け込んだが無人で、容疑者が逃げようとしたのを止めたところ殴られたという。

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