スピルバーグのアカデミー賞ノミネート作がミュージカルとなりよみがえる 「カラーパープル」場面写真

2024年2月9日より日本劇場公開されるミュージカル映画「カラーパープル」の、新たな場面写真が公開された。

1枚目は、真紅のゴージャスなドレスに羽の頭飾りをまとい、酒場で歌を披露するシュグ(タラジ・P・ヘンソン)の姿。自由奔放で洗練された歌手のシュグは、主人公セリーの憧れの存在で、苦しい日々に耐えるセリーが、自らを愛し人生の喜びに目覚めるきっかけを与えるキーパーソンとなる。2枚目の場面写真では、もう一人のキーパーソンであるソフィア(ダニエル・ブルックス)が、高圧的な男を相手に挑発的な表情でタンカを切る姿が捉えられている。ソフィアを演じるブルックスは、ゴールデングローブ賞の助演女優賞にノミネートされている。

他にも、セリーの夫ミスター(コールマン・ドミンゴ)がポーチに座ってバンジョーをつま弾く様子や、ミスターの連れ子でソフィアの夫となるハーポ(コーリー・ホーキンズ)の姿などが収められている。

「カラーパープル」は、スティーブン・スピルバーグが、ピューリッツァー賞受賞の同名小説を原作に映画化し、アカデミー賞の10部門にノミネートされた同名映画のミュージカル作品。父親と夫に支配され、最愛の妹と生き別れた主人公セリーが、自由で型破りな女性たちと出会い、輝ける場所を見つけようとする物語が展開される。スピルバーグをはじめ、オリジナル版で映画初出演にしてアカデミー賞の助演女優賞にノミネートされたオプラ・ウィンフリー、オリジナル版でアカデミー賞の作曲賞と歌曲賞にノミネートされたクインシー・ジョーンズらがプロデューサーを務め、新鋭のブリッツ・バザウーレが監督を務めている。

【作品情報】
カラーパープル
2024年2月9日(金)ロードショー
配給:ワーナー・ブラザース映画
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