東海道新幹線の運転士が“運転中”に業務用スマホで「競馬のニュースサイト」にアクセス 米原駅~岐阜羽島駅間の「ひかり」走行中

JR東海は、東海道新幹線の運転士が運転中に業務用スマートフォンを使って、競馬のニュースサイトにアクセスしていたと発表しました。

JR東海によりますと、11月26日の午後3時59分ごろ、東海道新幹線「ひかり」(新大阪駅午後3時18分発・東京駅午後6時12分着)を運転していた30代の男性運転士が、米原駅~岐阜羽島駅間で業務用のスマートフォンを使って“競馬のニュースサイト”にアクセスしていたということです。

管理部門での業務用携帯の定期的な使用履歴の調査で、不適切な利用が確認されたため、20日に本人に聞き取りなどで確認したところ発覚。その後の社内調査では、この運転士以外にスマートフォンの不適切な使用はなかったということです。

JR東海は、運転士について厳正に対処するとした上で「乗務員に対して改めて指導を徹底するほか、業務用携帯電話の機能制限を強化し再発を防止します」としています。

JR東海は、業務用携帯を私用で使うことを社内規定で禁じているほか、運転中に私用で使った場合は、省令で運輸局に報告することが義務づけられていて、JR東海は25日に関東運輸局に事案を報告したということです。

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