来年のパリオリンピック代表選考会を兼ねたレスリング全日本選手権で、愛媛県立今治西高校出身の曽我部京太郎選手が、2連覇を達成。夢舞台に望みを繋ぎました。
今年9月の世界選手権では3回戦で敗れ、オリンピック出場を決められなかった曽我部。
この全日本選手権を落とせば、オリンピックへの道が断たれる崖っぷちの状況で、決勝の相手は日本体育大学の先輩で最大のライバル、遠藤。
曽我部は1ポイントリードの後半遠藤に、得意のリフト技で5対2と逆転されます。
それでも1ポイント差を追う曽我部は終盤、豪快に投げ技を仕掛け再逆転に成功。
執念の2連覇で来年4月のアジア予選出場を決め、夢の「パリ」へ望みを繋ぎました。