日本人選手も!近年「クリスマスユニフォーム」を着た欧州の5チーム

今日は12月25日のクリスマス。欧米ではクリスマス休暇の真っ只中だ。

そこで、欧州のクラブチームに登場した「クリスマス限定ユニフォーム」から厳選の5着をご紹介しよう。

1860ミュンヘン

1860ミュンヘン 2021-22 Nike クリスマス限定ユニフォーム

ドイツの古豪1860ミュンヘンは現在と同じ3部時代の2021-22シーズンに、クリスマスを祝う特別ユニフォームを発表した。

1860の特別ユニといえば「ビールの祭典」オクトーバーフェスト限定モデルが有名で、クリスマス限定モデルは非常に珍しい。限定販売されたユニフォームの収益は、2021年夏にバイエルン州南東部ベルヒテスガーデン他で発生した大規模な洪水での被害者に寄付された。

アタランタ

アタランタ 2023-24 Joma クリスマス限定ユニフォーム

2年ぶりに登場したクリスマス限定ユニフォームは、チェック柄を用いた完全オリジナルデザイン。歴代最高のおしゃれなユニフォームが誕生した。

実は2022-23シーズンもクリスマス限定ユニフォームを着用予定だったが、デザイン上の問題発覚により試合直前で急遽使用中止に。

この美しきユニフォームは18日に行われたのセリエA第16節サレルニターナ戦で着用。試合後には選手着用ユニフォームのチャリティオークションを実施し、収益の全額が本拠地ベルガモの小児科病棟に入院する子供たちのために寄付される。

ニュルンベルク

ニュルンベルク 2019-20 Umbro クリスマス限定ユニフォーム

ニュルンベルクはこのシーズンに初めてクリスマス限定ユニフォームを発表。雪景色を思わせるホワイトにゴールドの組み合わせが、冬という季節とクリスマスにピッタリだ。

このユニフォームの正式名称は“Christkindlesmarkt(クリストキンドレスマルクト)”といい、地元のクリスマスマーケット(一種のお祭り)を祝したもの。ニュルンベルクの街はシュトゥットガルト、ドレスデンと並ぶ世界三大クリスマスマーケットの一つに数えられ、その規模は世界最大級と言われる。

ナポリ

ナポリ 2022-23 EA7 クリスマス限定ユニフォーム

2022年11月に登場した、おそらくサッカー史上最悪のクリスマスユニフォーム。発表当時、世界中のナポリサポーターとユニフォームファンに衝撃を与えた。

トナカイをゆる可愛いタッチで描くデザインは、まるでダサセーターのユニフォーム版。クラブ側ではこのユニフォームを“クリスマスマッチ・シャツ”と紹介したことから、「これをホントに選手が試合で着るのか?」とサポーターがざわついた。

実際、その名の通りこのユニフォームは12月に行われたアンタルヤスポル(トルコ)との親善試合で選手が着用している。

スタッド・ランス

スタッド・ランス 2022-23 Umbro クリスマス限定ユニフォーム

現在は伊東純也と中村敬斗の2人が所属するスタッド・ランスにもクリスマス限定ユニフォームが存在する。

2022年12月22日という、クリスマス・ユニにしては遅いタイミングで発表されたこのキット。シャツ全体に散りばめられたスノーフレーク(雪の結晶)がクリスマスの雰囲気を盛り上げる。

クリスマス恒例!プレミアリーグ「最強のダサセーター」TOP10

この1試合限定ユニフォームは、12月29日に行われたレンヌとのホームゲームで実際に選手が着用。伊東純也もスタメンで出場した試合は3-1でランスが勝利した。ただ、クリスマス・ユニを12月24日以降に着用するケースはかなり珍しい。

ちなみにこのキットは一般向けに販売されるも「試合当日にスタジアムで200着のみ限定販売」という、とてつもなく入手困難なアイテムだった。

現在では世界的にレアで懐かしい新品ユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。懐かしいユニフォームやグッズは見るだけでも楽しいです。

© 株式会社ファッションニュース通信社