メッセンジャー黒田演じる坂口のデレに、視聴者「ときめいた」

大阪の銭湯で育ち、やがて戦後の世を照らすスターへと成長する連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。12月25日に放送された第61回では、スズ子の恋人・愛助が結核を患い、お目付け役である坂口の行動が話題となった。

咳き込む愛助(水上恒司)に気付き飛び起きるスズ子(趣里)、見守る坂口(黒田有)、小夜(富田望生)(C)NHK

スズ子(趣里)の恋人・愛助(水上恒司)は突然かっ血し、熱を出す。医師の診断により、愛助は以前患った結核を再発したことが判明する。数日にわたり、寝る間も惜しんで愛助の看病をするスズ子。

そこに愛助のお目付け役・坂口(黒田有)が現れ、スズ子の献身的な姿を目にする。スズ子を認めた坂口は、2人のために家を借りそこで療養するよう提案。スズ子と付き人の小夜(富田望生)は、長年暮らした下宿先を出て療養先の三鷹へと移るのだった。

今回の放送では、これまでスズ子と愛助の関係を別れさせようとしていた坂口が、スズ子を認め、「福来さん、今までの無礼お許しください」と謝罪するシーンが描かれた。

SNSでは「ついに坂口さんが愛助さんとスズ子の味方になってくれた!」「坂口さんがデレた!」「スズ子と愛助にほほ笑みかける坂口さんに不覚にもときめいた」など心をつかまれた人が続出し、X(旧ツイッター)では「坂口さん」がトレンド入りした。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。12月26日放送の第62回では、愛助の病気は快方に向かいつつあったが、スズ子は歌手の活動をできずにいた。

文/つちだ四郎

© 株式会社京阪神エルマガジン社