栃木県内小中学校で終業式 27日までに計488校が冬休みへ

教卓の前に並んで通知表を受け取る児童たち=25日午後1時5分、鹿沼市上石川

 栃木県内で3学期制を導入する14市町の公立小中学校と義務教育学校で25日、終業式が行われた。2学期制の市町の学校を含めた計488校が、27日までに冬休みに入る。

 鹿沼市石川小では2時間目と3時間目の業間に体育館で終業式を行った。小野典利(おののりとし)校長(59)は全校児童約150人に、冬休みの宿題として新年の目標を考えるよう伝えた。「3学期の始業式に元気な顔が見られるのを楽しみにしている」とあいさつした。また、各学年の代表児童が思い出や新学期の抱負を発表した。

 式典後、各教室の2学期最後の授業で、冬休みの宿題などが配られた。1年生の教室では、22人の児童が担任の前に列をつくり一人ずつ通知表を受け取った。

 子どもたちはランドセルに教科書や配布物を入れ、晴れやかな表情で下校した。1年石川楽依(いしかわらい)君(6)は「冬休み、家族みんなでキャンプに行くってママが言っていた」と声を弾ませた。

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