わらを丁寧に...正月準備 下野・石橋小でしめ飾り作り 親子100人参加

しめ飾りを作る親子たち

 【下野】石橋小で23日、恒例の正月用のしめ飾り作りが行われ、親子や児童ら約100人が参加した。新型コロナ禍の影響で4年ぶりの開催となった。

 しめ飾り作りは同校PTAと同校父親クラブが共催。同クラブの青木信行(あおきのぶゆき)代表(56)が「手作りのしめ飾りを作って穏やかな新年を迎えてください」と呼びかけた。

 親子は教室で、中大領の田んぼで刈られた古代米の稲わらと水引、ミカンなどの材料を使い、しめ飾り作りに挑戦。床に敷かれたビニールシートの上で、地域住民らの指導を受けながら丁寧にわらを編んでいった。1年永田陽奈望(ながたひなの)さん(6)は「お父さんとお母さんと一緒に初めて作った。楽しかった」と話していた。

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