捨て方を間違えると大惨事に?超危険なトラブルに発展してしまう『家庭ごみ』5選

何気なく出した家庭ごみから大きなトラブルに発展!?

皆さんは家庭ごみを出すとき、家庭ごみによって生じる危険性を意識していますか。近年、家庭ごみによって様々なトラブルに発展しているケースが報告されているため、注意が必要です。

家庭ごみは扱い方を間違えると大事故に発展したり、個人情報漏洩に繋がりリスクが高まります。中には、怪我人が出たり情報を悪用されて金銭的損害を被ったりする恐れもあるので非常に危険です。

家庭ごみを出すときは、怪我人が出ないようきちんと安全性が確保されているか、また個人情報は守られているか確認してごみ出ししましょう。

超危険なトラブルに発展してしまう『家庭ごみ』5選

では、どのような家庭ごみがトラブルに発展しやすいのでしょうか。実際にトラブルに発展しているケースの多い『家庭ごみ』を理由とともに紹介します。

1.個人情報が記載されている郵便物

ハガキやダイレクトメール、パンフレットの袋などには、氏名や住所などの個人情報が記載されています。この個人情報が記載されている部分をそのままに、家庭ごみとしてごみ出ししてしまうと、個人情報が悪用されてしまう危険性があります。

「そんなまさか」と思われるかもしれません。しかし、実際に家庭ごみから個人情報を盗み出し、情報漏洩トラブルやストーカー被害に発展しているケースもあるのです。

2.レシートや通販の明細

レシートや通販の明細なども個人情報が記載されています。通販の明細の場合は、利用した人の住所や氏名、電話番号などが記載されているケースが多いですよね。

また、レシートには買い物した人の個人情報は記載されていないものの、利用した店舗の情報が記載されています。「いつもどこの店舗に立ち寄っているのか」を知られてしまうと、そこから自宅や普段の行動を把握されてしまう恐れがあり非常に危険です。

ストーカー被害だけでなく、外出時間帯を把握されることによって空き巣被害に遭う可能性も高まるので、レシートや通販の明細書にも気をつけましょう。

3.データが記録されているディスクやデジタル媒体

デジタルデータが記録されているディスクやタブレット端末、スマホ、パソコンなどのデジタル媒体も処分する際には注意が必要です。

中に記録されているデータを完全に消去していないと、ディスクやデジタル媒体を持ち出されてしまい、データを抜き取られる恐れがあります。

写真や動画はもちろん、中に記録されているクレジットカード情報や氏名、住所、電話番号なども抜き取られる恐れがあるため、大きな被害や事件に発展する危険性が高まります。

4.スプレー缶やガスボンベ、ライター

家庭ごみで注意しなければいけないのは、個人情報だけではありません。スプレー缶やガスボンベ、ライターなどのガスを含む家庭ごみは、捨て方に気をつけなければ爆発事故や発火トラブルにつながりかねません。

実際、正しくガス抜きされずにゴミ出しされたガスボンベを回収した収集車が爆発事故に巻き込まれたという事故も報告されています。

回収業者の職員さんの命にも関わる非常に危険なトラブルなので、必ず正しくガス抜きをした状態で、自治体指定の方法でごみ捨てしましょう。

5.ガラスものや刃物

ガラスものや刃物も取り扱いには注意しましょう。きちんと安全に回収できるよう厚手の古布や雑巾、新聞紙などで包み、入れる袋には「刃物注意」「ガラス危険」などの注意喚起を記載します。

このように注意して取り扱わなければ、回収してくれる職員さんが気づかずに手を怪我してしまう危険性があるからです。全ての家庭ごみを回収してくれている職員さんへの配慮も忘れないようにしましょう。

家庭ごみを捨てるときに気をつけたいポイント

家庭ごみには様々なトラブルに発展する危険性が孕んでいます。ここでは改めて家庭ごみを捨てるときに気をつけるべきポイントを確認していきましょう。

  • スプレー缶やガスボンベは必ず中身を出し切ってからごみ出しする
  • ガラスものや刃物は新聞紙などで包み袋に「危険」などの注意喚起を記載
  • 個人情報が記載されているものはシュレッダーや文字消しスタンプを活用
  • ディスクやデジタル媒体はあらかじめデータを消去しておく
  • パソコンなどの処分に困っている場合は専門業者に依頼する

以上の家庭ごみ以外も、お住まいの自治体のホームページに正しいごみの捨て方が記載されています。必ず自治体の指定方法に従って、安全に、且つ正しい捨て方を心がけましょう。

家庭ごみは安全で正しい捨て方を心がけて

いかがでしたか。家庭ごみは扱いを間違えると事故や情報漏洩などのトラブルに発展する危険性があります。紹介した家庭ゴミはもちろん、その他の家庭ごみも自治体で指定されている正しい捨てからを心がけてください。

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