早くもイタリアに復帰か ローマがボヌッチ獲得に近づく

写真:イタリア復帰が噂されるボヌッチ©Getty Images

現在ローマは、クリス・スモーリングがケガで離脱中、エヴァン・エンディカは1月中旬から開催されるのアフリカネイションズカップにコートジボワール代表として招集される公算が高く、CB陣の補強が早急に必要とされている。

イタリア複数メディアの報道によると、ウニオン・ベルリンに所属するレオナルド・ボヌッチは、現在2024年6月までの契約を同クラブと結んでいるが、今冬に契約解除する可能性が高まっているという。

現在36歳のボヌッチは、長年ユヴェントスで守備の中心として活躍。しかし今夏状況が変わり、ユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督の構想から外れ、戦力外に。今夏移籍市場の最終日にユヴェントスと契約を解除し、ウニオン・ベルリンと1年契約を結んでいた。今シーズンはここまで、公式戦10試合に出場し、1ゴールを記録している。

イタリアメディア『Corriere dello Sport』によると、ローマのスポーツディレクターであるティアゴ・ピント氏はボヌッチに近しい人物と1週間以上連絡を取り合っており、ボヌッチをローマに連れてくるために交渉していると報じている。ボヌッチを移籍金無しのフリートランスファーで獲得できると仮定すると、財政状況が厳しいローマにとって理想的な選手となる。

冬の移籍市場の動きに問われたジョゼ・モウリーニョ監督は、勝利を飾ったナポリ戦後のインタビューで以下のように語り、補強を示唆している。

「移籍市場について語る時、ローマはファイナンシャル・フェアプレーによって非常に困難な状況に陥っているという状況を常に考えなければならない。簡単な状況ではない」

「何が欲しいかと問われれば、トップのディフェンダーと答える。しかしドラマではないので、そう簡単にはいかない。私たちは取り組み続けるだけだ」

© 株式会社SPOTV JAPAN