PSGがブラジルの逸材確保、サンパウロDFルーカス・ベラウドと5年契約を締結へ…移籍金は39億円

PSG入りが接近しているルーカス・ベラウド[写真:Getty Images]

パリ・サンジェルマン(PSG)が、サンパウロのブラジル人DFルーカス・ベラウド(20)の獲得で合意したようだ。

センターバック補強を望むPSG。左利きであるベラウドに対してはリバプールが関心を寄せていた。

今冬にはバイエルンやモナコ、リヨンなども関心を寄せたが、PSGが獲得に大きく近づいているとされていた。

移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、すでに5年契約で合意したとのこと。PSGの新たな選手になるという。

今週にはメディカルチェックが行われ、その後にPSGとサンパウロが正式に契約を発表すると見られているという。

U-20ブラジル代表歴も有する同国屈指の若手DFとして知られ、182cmとサイズには恵まれていないものの、アスリート能力、守備センスに優れた20歳は地上戦、空中戦でもブラジル国内では無類の強さを見せていた。

最大の特長は足元の技術とビルドアップ能力で、高精度の左足から繰り出される長短織り交ぜたパス、守備的MFでもプレー可能な視野の広さ、最後尾からの効果的なボールキャリーは国内外で高い評価を受けている。さらに、3バックと4バックの双方でプレー可能だ。

なお、ベラウドの獲得には移籍金2000万ユーロ+アドオン500万ユーロの総額2500万ユーロ(約39億2000万円)で合意に近づいているという。

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