正月を目前に、宇都宮市泉町の池田竹店で門松の出荷作業が最盛期を迎えている。従業員は運び出す作業などに大忙しだ。
今月中旬に出荷を開始。作業がピークとなった25日は、午前8時から造園業者など取引先16社のトラックがひっきりなしに同店へ到着。従業員が手際よく門松を荷台に積み込んだ。
同店は同市宝木本町の竹林農場「若竹の杜(もり) 若山農場」の孟宗竹(もうそうちく)を使っており、今年は高さ1メートルから2.1メートルほどまでの門松約150対を作った。
出荷は28日まで続き、県内の企業や飲食店などに納める。池田昌可(いけだまさよし)社長(69)は「青々とした竹の美しさを損なわないよう仕上げた。気持ちよく新年を迎えてほしい」と話した。