<レスリング>2023年の「レスラー・オブ・ザ・イヤー」にアイスルー・チニベコワ(女子62kg級=キルギス)らを選出…UWW

世界レスリング連盟(UWW)は、2023年の「レスラー・オブ・ザ・イヤー」(最優秀選手)に、男子フリースタイルは97kg級のアフメド・タジュディノフ(バーレーン)、男子グレコローマンは67kg級のルイス・アルベルト・オルタ・サンチェス(キューバ)、女子はアイスルー・チニベコワ(キルギス)を選出した。

女子にノミネートされていた須﨑優衣(キッツ)藤波朱理(日体大)は選出されなかった。選出理由の説明はないが、各スタイルともランキング・ポイントの最多選手が選出されている。

▲左からオルタ・サンチェス、アイスルー・チニベコワ、アフメド・タジュディノフ=UWWサイトより

タジュディノフは、アジア選手権を制し、世界選手権では昨年優勝のカイル・スナイダー(米国)にテクニカルスペリオリティ勝ちし、オリンピック2連覇のアブデュラシド・サデュラエフ(AIN=ロシア)にも勝って優勝。バーレーン選手として初の優勝を達成。続いて行われたアジア大会でも勝った。

サンチェスはパンアンリカン選手権と中央アメリカ&カリビアン大会で優勝し、世界選手権も制覇。60kg級での東京オリンピック優勝に続く世界一へ。

チニベコワは、アジア大会では3位に終わったが、アジア選手権と世界選手権で優勝。ランキング大会でも2大会で優勝し、ランキングポイントが3スタイルで最高となる9万5,575点だった。

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