国内外で激動だったとも言える２０２３年。「Google（グーグル）」で最も検索された言葉は何だったのだろうか。様々なジャンルのランキングを見ていると、今年１年の世相が見えてきた。
世界のニュース部門では「イスラエルとガザの戦争」がトップとなった。次いで6月に、タイタニック号見学ツアーの途中で深海で圧壊した潜水艇に関する話題。
今年最も話題になった映画は、女優マーゴット・ロビー主演の「バービー」、俳優キリアン・マーフィー主演の「オッペンハイマー」だった。最も検索された人物は、NFLバッファロー・ビルズのダマー・ハムリン選手。1月、試合中に心停止を起こし数日間危篤状態が続いた。ハムリン選手は10月にレギュラーシーズン復帰を果たした。
亡くなった著名人の部門では、人気ドラマ「フレンズ」で知られる俳優マシュー・ペリーさんと「ロックンロールの女王」とも呼ばれた歌手ティナ・ターナーさんがトップに。テレビ番組部門では「ラスト・オブ・アス」と「ウェンズデー」がトップだった。
そして、最も検索されたレシピは「ビビンバ」だった。昨年と比較して、検索件数が最も多く増加したレシピだったという。特にインドでの上昇が顕著で、同地では、この料理を説明するのに、人気の韓国ドラマ『太陽の末裔』（2016年作）に登場していたことが紹介されていた。
（ロイター／よろず～ニュース編集部）
