新校名案は「久慈翔北」 2025年度統合の久慈東高と久慈工高

「久慈翔北」の新校名案を承認した久慈地区新設高等学校統合検討会議の構成員

 久慈東高と久慈工高の2025年度統合に向けた久慈地区新設高等学校統合検討会議は25日、第3回会合を開き、新校名案について岩手県教委から示された「久慈翔北(しょうほく)」を承認した。24年度に正式決定される見通し。新たな校訓は「協調・創造・進取」と決め、校章や校歌の作成作業に入る。

 県教委の説明によると、検討会議から推薦されていた久慈翔北のほか「久慈工科総合」「久慈北耀(ほくよう)」「久慈魁星(かいせい)」の4案を県教育委員が協議。明るい未来に向かって飛翔し、沿岸北部の中心となって発展する期待を込めた新校名案を選んだ。今回の承認を受け、24年度の県議会9月定例会に関連条例案が提案される見通し。

 検討会議は新たな校訓に合わせて三つの学校教育目標とスクール・ポリシーも承認。校舎名は久慈東高校舎を「門前」、久慈工高校舎を「野田」とした。

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