憂鬱な大掃除を楽にする! 家事アドバイザーが使い続けるお掃除アイテム6選

年末が近づいてくると「大掃除しなくちゃ…」と憂鬱な気分になる方もいるのではないでしょうか。日頃やっていないところの掃除は、手間がかかるものです。
しかし、近年は技術の進歩で便利な掃除グッズが多く発売されています。筆者は仕事柄、数多くの掃除グッズを試していますが、今回はその中でも高い効果を実感して使い続けているアイテムをご紹介します。


1.コンロや五徳、キッチンのコゲを水をつけるだけで落とせる

頑固な汚れの代表とも言えるのがキッチンのコゲ。コンロや五徳に塊でついているコゲは熱が加わりかなり固くなってしまっています。強力な洗剤を使うことで落とせるものもありますが、食べるものを作るキッチンではできれば強い洗剤は使いたくないもの。

そこで筆者がおすすめしたいのが、ホームセンター、カインズの「キッチンのコゲおとし」税込598円です。新研磨材のソフトセラミックス微粒子とクエン酸でできているスティックタイプで、水をつけて汚れを落としたい部分をくるくると擦ることで、コゲ汚れがとろけるように落ちていきます。

2.高い場所のホコリを簡単に落とすことができる

忘れがちですが天井や壁のホコリも落とさなければなりません。ホコリがついたままだとそこに生活臭や汚れがさらに付着してしまいます。エアコンの上やカーテンレールの上などの掃除も含めて、ダイソーの「伸縮式ダスター(先方曲がるタイプ)」(税込220円)が1本あると便利です。

全長74センチから105センチまで伸ばすことができ、家の中の高い部分の掃除はこれ1本で済ませることができます。吹き抜けなどさらに高い位置の掃除をしたい場合は、同用途の商品で柄がさらに長くなるものが大手ネット通販サイトやホームセンターなどで販売されています。お値段は1500円から2000円ほどです。

3.シンクや蛇口など頑固な水垢を簡単に落とせる

水道水に入っているカルキが蛇口やシンクにこびり付いてしまっているのもなかなか落ちないものです。そんなときは、無印良品で発売されている「水回りの汚れ用 掃除シート」30枚で税込299円の出番です。

研磨剤不使用のザラザラとしたシートで、少量の水をつけて擦ることで汚れをスルスルと落とすことができます。シートなので細くカットすることができ、蛇口周りの細い溝などの汚れも落とせるのが便利です。

4.洗面台の排水口の奥の奥まで掃除できる

どれだけ汚れているのかも見えない洗面台の排水口の奥。100円ショップで買える排水口掃除用のブラシを使うと便利です。しっかりとした硬さのある針金の先にブラシがついていて、奥まで入れて汚れをかきだすことができます。

ただし、長い間掃除をしていない場合は、先に排水口用の発泡する洗浄剤などで大まかな汚れを流しておくようにしましょう。長く掃除していない排水口には、ドロドロのヌメリ汚れがたくさん付着していることがあります。洗浄せずにブラシを突っ込んでしまうとヌメリ汚れを押し込んでしまい、最悪の場合詰まる恐れがあるからです。

5.浴槽から天井まで洗える柄が長いバスブラシ

普段の掃除でも浴槽洗いには、手に持つタイプのスポンジよりも柄が長いタイプのスポンジのほうが体勢をラクに掃除ができるのでおすすめです。筆者が長く使っているのはアズマ工業の「バスブラシ ふわーと」(参考価格:税込1870円)。

水だけで汚れを落とすことができる上、溝やフタの隙間など狭い部分の掃除もできます。柄が長いので浴室の天井や壁の掃除にもおすすめです。

6.面倒な玄関掃除も水だけでできる

知らず知らずのうちに汚れがしみついている玄関タイルの汚れ。洗剤を使うと、その泡が流れ出し大変なことになってしまいます。おすすめは水だけで汚れが落ちるカインズの「玄関タイルの汚れを落とすブラッシングスポンジ伸縮柄」(税込1280円)。汚れをかき出し、拭き取るW繊維のブラシとなっていて、水をつけるだけで汚れを落とせます。


今回は筆者が愛用している掃除道具6点をご紹介しました。多少の出費はあっても便利な掃除グッズを使うだけで大掃除もグッとラクになりますよ。

© 株式会社マネーフォワード