合鍵をつくり県庁に侵入、公文書を持ち出しシュレッダーで破棄 愛媛県職員(31)を懲戒免職処分 警察は書類送検

愛媛県は26日、公文書を持ち出し破棄するなどした男性職員(31)を懲戒免職処分としました。

県によりますと、愛媛県西予市野村町にある農林水産研究所畜産研究センターに所属する男性主任研究員(31)が、2023年7月に2度にわたって県庁畜産課に無断で作った合鍵を使って侵入し、公文書を含む業務ファイル4点を持ち出し、シュレッダーで書類を破棄したということです。

その後、この主任研究員は警察の取り調べを受け、11月、公用文書毀棄と建造物侵入の疑いで書類送検されました。

県によりますと、主任研究員は、事後にも虚偽の報告をしたり上司のロッカーの合鍵を作ったりするなどしていたということです。

県は「合鍵を利用し複数回にわたり侵入するなど悪質性が極めて高く、事後の虚偽の報告をするなど違反行為を繰り返しているとして、12月26日付けでこの主任研究員を懲戒免職処分としました。

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