大坂なおみ、出産から約6ヵ月で実戦復帰へ。31日開幕の全豪オープン前哨戦に出場

大坂なおみが約1年3ヵ月ぶりに実戦復帰

12月31日に開幕する女子テニス「ブリスベン国際」(オーストラリア・ブリスベン/WTA500)に出場する元世界ランク1位の大坂なおみ(フリー)が、会場のクイーンズランド・テニスセンターで練習した。

26歳の大坂は、昨年9月の「東レ パン パシフィック オープンテニス」(東京・有明/WTA500)2回戦を棄権すると、その後ツアー出場はなくシーズンが終了。今年の全豪オープン前に妊娠を発表するとともに、「2024年の全豪には出場します」と母親となっても現役を続ける意思を表明し、7月に第一子となる女の子を出産した。

自身のSNSを通じて練習の様子を公開していた大坂は、妊娠・出産した選手に与えられるスペシャルランキングを使用して2019年と2021年大会を制している全豪オープンに予定どおりエントリー。前哨戦の「ブリスベン国際」で復帰を果たすこととなり、「ブリスベンでのシーズン開幕はいつも楽しみにしているし、戻るのが待ちきれない」と述べている。

復帰まで1週間をきり、26日に会場で練習した大坂の様子を大会は公式インスタグラムに写真を投稿。「ようこそ」と歓迎した。約1年3ヵ月ぶりの復帰戦でどのようなプレーを見せてくれるのか楽しみだ。

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