滝観洞新コース、探検家ら視察 住田、アドベンチャー感覚味わう

メインスポットの「天の岩戸の滝」を視察する参加者ら

 岩手県住田町上有住の滝観洞(ろうかんどう)を運営する住田観光開発(松田栄社長)は22日、旅行・観光関係者を招き「滝観洞ファムトリップ」を開催した。来春完成予定の受付棟リニューアルに合わせ、新たなガイドコースを含む三つのコースを巡ってもらい、誘客促進に向けてツアー内容の最終確認を行った。

 同社は観光庁の本年度の補助事業に採択され、新たなコース造成やオリジナル商品の開発に取り組んでおり、同日は探検家ら8人が参加した。

 まずは通常コースに入洞。岩場や水たまりなどを進みながら、約880メートル先にある「天の岩戸の滝」(落差29メートル)に向かい、ライトアップされた滝を写真に収めた。冒険コースでは四つんばいになって狭い道を進み、ぐらつく岩場を登ったりしてアドベンチャー感覚を味わった。

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