去年8月、瀬戸内海で小型クルーズ船が焼けた火事で、広島海上保安部は、火事の原因が特定できなかったことを明らかにしました。
去年8月15日の午前7時半ごろ、広島市の似島から西におよそ2キロの瀬戸内海で小型クルーズ船「黒潮セブン」から出火しました。
船には子ども3人を含む乗員乗客16人が乗っていましたが、近くにいたプレジャーボートに全員が救助され、けがはありませんでした。
沈没した船体などの調査を行った結果、出火原因を特定することができず、きょう付けで捜査を終了したということです。
事件性についても確認できなかったということです。