サッカーユニフォーム定番デザインの一つであるチェック柄。12月10日に発表となったジュビロ磐田の2024新ユニフォームでも採用され話題となった。
チェックと言ってもそのデザインは市松模様、ギンガム、マドラス、タータンなど様々。
ここでは、ファッションの定番でもある美しきチェック柄を使った5つの海外ユニフォームをご紹介しよう。
マルセイユ
マルセイユ 2010-11 adidas アウェイ ユニフォーム
選手:セサル・アスピリクエタ
名門マルセイユが2010-11シーズンのアウェイユニフォームに採用したのは大胆にもチェック柄。2008-09シーズンのアーガイル柄に続くオシャレデザインが登場となった。
濃淡ブルーが織り成すシンプルで落ち着いたチェックはサポーターやユニフォーム好きに大好評。さすがはファッションの国フランスのチームだけのことはある。レプリカユニフォームも大変な人気ぶりだった。
フェイエノールト
フェイエノールト 1997-98 adidas アウェイ GKユニフォーム
選手:イェジー・ドゥデク
日本代表FW上田綺世が所属するフェイエノールトは、97-98シーズンのGKユニフォームにチェックを採用。おしゃれで可愛いデザインも今では知る人ぞ知る“隠れ名作”なユニフォームかもしれない。
このイエローはセカンドユニフォームで、ファーストはレッドのチェック柄。当時の守護神は後にリヴァプールで大活躍したイェジー・ドゥデクだった。
グリノック・モートン
グリノック・モートン 2005-07 Vandanel アウェイ ユニフォーム
選手:アレックス・ウォーカー
このユニフォームもまた知る人ぞ知る的な一着。2部リーグを主戦場とするスコットランドのグリノック・モートンは2005-06、06-07の2シーズンでファッショナブルなチェック柄をデザインに採用した。
チームカラーのブルーを基調に鮮やかなチェックが印象的。非常に英国らしいデザインで、長袖だと普通のシャツに見えてしまう。
スコットランド
スコットランド代表 1996 Umbro ホーム ユニフォーム
選手:コリン・ヘンドリー
1990年代のチェック柄ユニフォームと聞けば即座に思い浮かべるのが、サンフレッチェ広島とスコットランド代表だ。
スコットランド代表は1994年に続いて国の象徴であるタータンチェックをデザインに採用。この1996モデルと同じ年に、奇しくも日本ではサンフレッチェが美しいチェック柄ユニフォームを発表している。
この1996モデルはイングランドで開催された欧州選手権(EURO1996)に向けて投入されたものだった。
マンチェスター・ユナイテッド
マンチェスター・ユナイテッド 2013-14 Nike アウェイ ユニフォーム
選手:香川真司
まるでマフラーのようなチェック柄が話題となったユニフォームだ。
2012-13シーズンのホームに続き、このシーズンはアウェイにオシャレなチェックを採用。香川真司はユナイテッド在籍時代に2つのチェック柄ユニフォームを着用している。
ホームタウンのマンチェスターは繊維産業で発展を遂げた街。このチェック柄デザインは、そんな街の誇り高き産業・歴史に敬意を表したものだった。
このユニフォームは親善試合で来日中の2013年夏に大阪城前でお披露目され、セレッソ大阪との試合でデビューを飾っている。
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