3戦ぶり勝利で暫定首位浮上、上々の2023年最終戦にクロップ監督は「正直言って本当に嬉しい」

勝利を喜ぶユルゲン・クロップ監督[写真:Getty Images]

リバプールのユルゲン・クロップ監督が、年内最後の試合で勝利したことを喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。

26日、敵地でバーンリーとのプレミアリーグ第19節に挑んだリバプール。リーグ戦2試合ドロー中だったが、この日は開始早々にFWダルウィン・ヌニェスのゴールで先制すると、その後も多くのチャンスを作りハーフタイムへ。後半はVARによるゴール取り消しもあり追加点を奪えない時間帯が続いたが、90分に負傷から復帰したFWジオゴ・ジョタに得点が生まれ2-0で勝利した。

3試合ぶりの白星でプレミアリーグ暫定首位に浮上して2023年を締めくくったクロップ監督は、過密日程を乗り切ったチームを称賛している。

「10日間で4試合目なことを考えると何が起こるかわからなかったが、本当に白熱した試合だった。外野がどう思おうと、それは本当に激しいものなのだ。ここに来て、我々のようなプレーをするのは絶対に特別だろう。本当に忙しい時期の最後の試合であればそれを期待するのは難しいが、我々はそれをやってのけた」

「この試合のパフォーマンスをとても気に入っているが、もっと得点を挙げるべきではあった。試合はオープンなままとなり、バーンリーは得点するチャンスを得ていたと思う。最終的には我々が勝利に値したと思うし、ダルウィンとジオゴという2人の完璧なゴールスコアラーがいた」

「(現時点で)42ポイントは正直言って本当に嬉しい。シーズン前半戦が終わったが、我々のしてきたことはまったく問題なく、本当に素晴らしいね。完璧ではなかったが、大丈夫だ。仮にアーセナルが勝っても首位から1ポイント以上離れることはない。それは明らかにパンチが届く距離だろう。そう言わせてほしい」

「ジオゴは我々にとって非常に重要な選手だ。彼が全体の力関係を変えたのは事実だが、これまでいくつかのチャンスを逃してもいた。今日彼が決めたゴールは、信念に満ちたものだったと思う。ここ数週間はリハビリ中だったが、彼はいかなる疑いも抱かず確信に満ちていた」

「(ジャレル・クアンサーは)トップだった。本当に良くやったと思う。優れたフットボーラーであり、本当に助かっている。ヴィルヒル(・ファン・ダイク)の隣でプレーすることは、彼にとってとても助けになるだろう」

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